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『ジキル&ハイド』通信

1月28日(日)

 理事会と婚約披露パーティをおさらい。その後、パブ「どん底」へ向かうジキルとアターソン、そして「どん底」店内でのジキルとルーシーの出会いを稽古。

 「どん底」は、ロンドンのいかがわしい地区=カムデン・タウンにあるパブである。パブと言うと聞こえはいいが、実態は売春宿である。
 アターソンは失意のジキルを元気づけようと「どん底」へ連れて行く。店内ではちょうど女の子たちによるショーが始まったところ。そのショーでひときわ目立っていた女の子がルーシーである。
 ルーシーは、この店に似つかわしくないような上客に目を止める。ジキルである。ルーシーに声をかけられたジキルは……。

 前回(2016年)の『ジキルハイド』は、とても充実した仕上がりであった、と考えている。なので、今回はできるだけそのヴァージョンを踏襲しようとしている。
 だが、ニュー・キャストの5名(ルーシー、エマ、アターソン、ダンヴァース卿、サベージ伯爵)には、前任者のアプローチに囚われることなく、新作に挑むつもりで取り組んで欲しいと思う。

 稽古はまだ始まったばかりであるが、ニュー・キャストの5名が、あたかもオリジナル・キャストであったかのように感じられたら、嬉しい。

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