『ドッグファイト』通信 初日!
12月8日(金)
初日。
その前に、昨日のゲネプロの駄目出し。
スタッフ・ワークも、芝居や歌やダンスも、とてもいい所まで来ているので、駄目出しの量はそれほど多くない。
一同劇場のロビーに集合し、口頭で確認できる駄目をまず処理した後、舞台に移動して、バンドさん、照明さん、音響さんと共にいくつかの場面とナンバーを確認・調整。
それらを終えても開演時刻まではまだ余裕がある。
仕込みから舞台稽古を経て初日まで、目が血走ったままで駆け抜けるような作品も少なくないのだが、できるものなら今日のように余裕をもって初日を迎えたい。
さて。
サンケイホールブリーゼには沢山のお客様が足を運んでくださった。
初日だからなのか(あるいは別の理由があるのか?)、開演前の場内には緊張感がちょっぴり漂っているように感じられた。2年前の初演の初日もこんな感じだったことを思い出す。
定刻になり、バンドさんのチューニングと共に場内が暗くなる。そして、ギターの切ない音色と共に、あの懐かしい歌声が聞こえてくる……。
大変いい仕上がりの初日であったと思う。
カーテン・コールのご挨拶で屋良さんも触れていらっしゃったように、宮澤エマさんが珍しく“いつになく”緊張していらしたが、それも含めて、私としてはとても満足度の高い初日であった。
『ドッグファイト』を再演する機会をいただけて、本当に、本当によかった。
これで『ドッグファイト』通信はおしまいである。ご愛読、ありがとうございました。と言っても、来週には“東京編”があるのだが。
ミュージカル『ドッグファイト』大阪公演は12月11日(月)まで。どうぞお見逃しのありませんように。
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