『ドッグファイト』通信
11月1日(水)
『ドッグファイト』の稽古が始まっている。
『ドッグファイト』は、2012年にオフ・ブロードウェイのセカンド・ステージ・シアターで上演されたミュージカルである。
1991年のアメリカ映画“Dogfight”(日本では劇場未公開。ビデオ発売時の邦題は『恋のドッグファイト』)を原作としたミュージカルで、作曲・作詞はベンジ・パセック&ジャスティン・ポール、脚本はピーター・ドゥシャンである。
日本では2015年の12月から2016年の1月にかけて、大阪、東京、愛知で上演され、今回は2年ぶり、待望の再演である。
この2年の間に大きく変わったのは、ベンジ・パセック&ジャスティン・ポールの2人が、世界中の映画ファンとミュージカル・ファンの間で「最もホットなソングライター・チーム」になった、と言うことだろう。
2016年の映画賞を総なめにした『ラ・ラ・ランド』の楽曲“City of Stars”でアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞の主題歌賞を受賞し、今年のトニー賞でベスト・ミュージカルに選ばれた“Dear Evan Hansen”でベスト・オリジナル・スコア賞を受賞したのがパセック&ポールである。
来春公開されるヒュー・ジャックマン主演のミュージカル大作『グレイテスト・ショーマン』の楽曲も2人の作だし、ディズニーが進める『白雪姫』『アラジン』の実写映画化にも楽曲を提供することになっている。
2年前、シアタークリエでの『ドッグファイト』の初日公演を、2人と脚本のピーター・デュシャンの3人がご観劇くださった。その時のブログにリンク張っておくので、ご興味のある方はどうぞ(それはこちら)。
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