『田茂神家の一族』通信
10月20日(金)
立ち稽古。
幕開きからラスト・シーンまで、幾つかのブロックに区切って、まず思い出し。
と同時に、改善すべきポイントに手を入れる。特に物語の中盤からラストに向けてを大きく調整。これにはとても手応えを感じた。
今だから白状するが、『田茂神家の一族』の初演は台本の完成が稽古開始ギリギリになって、私自身は準備不足のまま稽古初日を迎えた。そのせいか、今回改めてこの作品と向き合っていると、様々な個所に発見……と言うか、見落としがあるように感じられた。
再演は、それらを改善する千載一遇のチャンスである。上でも記したように、今日の調整で「若干中だるみ」と思われていたシークェンスが劇的に生まれ変わった。
新生『田茂神家の一族』にどうぞご期待ください。
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