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『アニー』通信

4月9日(日)

 『アニー』のキャストの人数は、シングル・キャストの大人たち16名と、ダブル・キャストのアニー&孤児たち&ダンスキッズの15名で、合わせて31名である。子供たちはダブル・キャストなので、カンパニー全体では“キャスト総数46名”の大所帯ということになる。
 稽古場ではその人数に少なくない数のスタッフと、これまたダブル・キャストのサンディが加わるので、実際には広いはずの稽古場も居場所を見つけるだけでひと苦労である。

 『アニー』のような規模の作品を稽古するときは、演出家は演技エリア(劇場で“舞台上”に相当する部分)からできるだけ遠ざかって「全体を観たい」のであるが、どんなに充実した稽古場でも、劇場の客席と同程度にまで遠ざかることは難しい。
 そこは“経験”と“想像力”でカバーするわけだが、実際の見え方を確認するのは劇場入りするまで“お預け”なのである。

 明日は稽古場最後のOFF。別稽古場ではオーケストラのリハーサルが始まる。指揮は福田光太郎さんである。

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