『アニー』通信
4月17日(月)
東京・初台の新国立劇場へ。
新国立劇場での仕事は『大騒動の小さな家』(2004)以来、実に13年ぶりである。その間に観劇では何度も訪れているので、“懐かしい……!”ということはないのだが。
今日は朝から搬入、そして仕込み作業である。今日、明日はスタッフの日なので稽古は無い。
新作の幕を開ける仕事が“時間との戦い”であることは、このブログでも再三記してきた。3月17日付の『アニー』通信でも触れている(それはこちら)。
その“戦い”は稽古場だけの話でなく、劇場入りしてからも続く。作業の規模が大きくなり、関わる人数も増える分、より困難な戦いであるかも知れない。もし、いま「3つの願いをかなえてやる」と言われたら、迷わず「あと2日ください」と答えるだろう。
それはともかく、舞台上部の様々な物(大道具の吊物や照明バトン、一文字幕など)の高さを決める作業=“タッバ合わせ”まで漕ぎつけて、今日の作業は終了。皆さんお疲れ様でした。
明日は照明のフォーカス合わせからスタート。明日も長い1日になるだろう。
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