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『アニー』通信

3月16日(木)

 アガサ・ハニガンには刑務所から戻ったばかりの、ちょっと怪しげな弟がいる。ダニエル・ハニガンである。

 物語の中では、アガサのことをその名前で呼ぶ人は出てこない。そしてダニエルも、皆が呼ぶのはニックネームの“ルースター”である。
 英語のルースター“Rooster”には「うぬぼれ屋」とか「生意気な男」と言う意味があるのだが、と同時に「雄鶏(おんどり)」の意味もある。日本語で“ルースター”と言ってもそのどちらにもならないのだが、物語の中で時々ルースターが“ニワトリの鳴きまね”を披露して得意がっているのには、実はそう言うワケがある。

 そのルースターが、姉の勤務先である孤児院に、リリー・セントレジスと言うちょっぴり変わった名前のガール・フレンドを連れて現れる。ルースターが現われた目的は……。
 ルースターを演じるのは青柳塁斗さん、リリーを演じるのは山本沙也加さんである。

 お2人とご一緒するのは今回が初めてなのだが、個性的で生き生きとしたルースターとリリーになると嬉しい。

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