デビー・レイノルズさん
デビー・レイノルズさんが亡くなった。娘であるキャリー・フィッシャー(エピソード9はどうなってしまうのだろう)の後を追う様に旅立った。
デビー・レイノルズは、ハリウッド・ミュージカルが最後の輝きを放っていた1950年代に活躍したミュージカル・スターのひとりである。ヒロインのキャシーを演じた『雨に唄えば』(1952)だけも永遠に記憶されるだろう。
他にも『艦隊は踊る』(1955)や『不沈のモリー・ブラウン』(1964)など、60年代中頃まで多くのミュージカル映画に出演した。が、それ以降はミュージカル映画自体が下火となってしまった。
その後はミュージカルではない映画やテレビ、舞台に活躍の場を移し、ブロードウィ・ミュージカル『アイリーン』(1973)などにも主演した(日本では大地真央さんが演じた)。
MGMミュージカルへのトリビュートである映画『ザッツ・エンタテインメント』(1974)ではナレーターのひとりを努めた(『同Ⅲ』でも)。
彼女の登場場面は“どこかの楽屋”と言った設えであったが、当時『アイリーン』が上演されていたミンスコフ・シアターだったのかも知れない。化粧前にはさり気なく『アイリーン』の譜面が置かれている。
合掌。
デビー・レイノルズは、ハリウッド・ミュージカルが最後の輝きを放っていた1950年代に活躍したミュージカル・スターのひとりである。ヒロインのキャシーを演じた『雨に唄えば』(1952)だけも永遠に記憶されるだろう。
他にも『艦隊は踊る』(1955)や『不沈のモリー・ブラウン』(1964)など、60年代中頃まで多くのミュージカル映画に出演した。が、それ以降はミュージカル映画自体が下火となってしまった。
その後はミュージカルではない映画やテレビ、舞台に活躍の場を移し、ブロードウィ・ミュージカル『アイリーン』(1973)などにも主演した(日本では大地真央さんが演じた)。
MGMミュージカルへのトリビュートである映画『ザッツ・エンタテインメント』(1974)ではナレーターのひとりを努めた(『同Ⅲ』でも)。
彼女の登場場面は“どこかの楽屋”と言った設えであったが、当時『アイリーン』が上演されていたミンスコフ・シアターだったのかも知れない。化粧前にはさり気なく『アイリーン』の譜面が置かれている。
合掌。
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