『貴婦人の訪問』 プレビュー初日
11月3日(木)
プレビュー初日。
今日の東京は好天に恵まれ、シアター1010に向かう足取りも心なしか軽い。
やるべきことは全て昨日の内に終えているので、開場前に演出家が立ち会う様な作業は無い。プレビューなのでお祓い(おはらい)も無く、私のやることと言ったら最後のお弁当を粛々といただくことくらいである。
定刻の13時30分を3分ほど押して2016年の『貴婦人の訪問~THE VISIT~』は始まった。物語の性質上、客席には終始緊張感が漂うが、それが『貴婦人の訪問』であろうし、それはそれで心地良い。
途中休憩を挟んで無事にラスト・シーンまで辿り着き、カーテン・コールへ。プレビューと言うことで、カーテン・コールでも特別な挨拶やセレモニーなどは行われなかった。
終演後、楽屋ロビーにて音楽のモーリッツ・シュナイダーさんとキャスト一同のご対面。個人的にお話しさせていただいた中では「予備知識無しで観たので、随所で新鮮な驚きがあり、とても面白かった」とおっしゃっていた。
ご対面を終えた後、舞台を使用して(キャストとスタッフにもお付き合いいただいて)場面転換2カ所を直す。これで作品の基本形は概ね完成……だと思う。
シアター1010でのプレビュー公演は、残すところ明日(4日)と明後日(5日)の2公演。開演時刻は共に13時30分である。
1010でのプレビューを終えるとシアタークリエに移動。本公演の開幕は11月12日(土)となっている。
これで『貴婦人の訪問』通信はひとまずおしまいである。ご愛読ありがとうございました。次は『貴婦人の訪問』通信/シアタークリエ編……が……ある……かなあ?
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