« 2016年7月 | トップページ | 2016年9月 »

2016年8月の記事

『クリエ・ミュージカル・コレクションⅢ』

 来年2~3月にシアタークリエで上演される『クリエ・ミュージカル・コレクションⅢ』。その公式ページがリニューアル。
 キャストの新しいヴィジュアル・イメージをはじめ、キャスト&スタッフの詳細や公演スケジュールなどが発表された。

 こちらからどうぞ。

| | コメント (1)

『シスター・アクト』通信 杜(もり)の都編/大千穐楽

8月7日(日)

 東京エレクトロンホール宮城へ。

 5月22日に東京・帝国劇場で開幕した『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』の再演も、今日でひとまず千穐楽。続きは来年1月、福岡・博多座から始まる。

 今日のデロリスは森さん、カーティスは大澄さんである。
 幕開き、デロリスがシルエットの中を歩いて登場する場面で、場内からいつも以上のどよめきが上がる。千穐楽と言うことに加えて、仙台が森さんの故郷であることもあるだろう。他にも今日は随所で、まるでライブ会場かと思う様な歓声が上がった。

 本編は大いに盛り上がりを見せて無事に終了。カーテン・コールでは昨日に続いて森さんからご挨拶。
 続く「みんなで歌って踊ろう」のコーナー(?)では、キャストのひとり=パブロ(上口耕平さん)が、たどたどしい英語(と言う設定のたどたどしい日本語)で客席の皆さんに振り付けをレクチャーしてくれているのだが、今日の2階席・3階席向けのご注意は「自分をデロリスだと思って」であった。

 上階席のお客様がエキサイトし過すぎない様に、「自分を○○だと思って」の○○の中に「タピオカ」とか「お豆腐」とか、柔らかい物やおとなしそうな物の名前を入れて上階のお客様にお伝えしているのだが、今日の「デロリス」までくると、もはやその役目を果たしているのかどうか分からない。
 因みに、昨日の昼は「乙姫様だと思って」(七夕だけに)で、夜は「修道院長だと思って」であった。

 エグジット・ミュージックが終わっても拍手は一向に鳴り止まず、キャストの皆さんは今日も何度も舞台に呼び戻された。
 最後には私も舞台に引っ張り出された。文字通り「引っ張り出された」のであるが、まったくそのつもりにはしていなかったので、ヨレヨレの普段着姿であったことをお詫びしたい。
 引っぱり出すことを画策し、実行してくれた皆さん、とても恥ずかしかったです。でも、その何倍も嬉しかったです。

 『シスター・アクト』通信 杜(もり)の都編はこれでお終いである。12月には『シスター・アクト』通信 西へ!(仮) が始まる予定。その前に『貴婦人の訪問』通信がありますが。

| | コメント (0)

『シスター・アクト』通信 杜(もり)の都編

8月6日(土)

 仙台に来ている。

 7月2日に大阪・梅田芸術劇場からスタートした天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~の2016年全国ツアーも、いよいよ明日、ここ仙台で千穐楽を迎える。で、それを見届けるためにやって来た。

 折しも仙台は七夕まつりである。
 仙台七夕まつりは東北三大祭りのひとつにも数えられる由緒あるお祭りであるが、そのレポートをすることがこのブログの趣旨ではないので、それは他に譲る(祭りの概要や歴史などは公式ページに詳しい。公式ページはこちら)。
 仙台公演の会場は東京エレクトロンホール宮城。一瞬、それは東京なのかと錯覚するかも知れないが、もちろん東京ではない。宿から会場まで、七夕まつりの会場となっている道を歩いて行くことにする。

 今日は12時と17時の2回公演。昼の部のデロリスは蘭寿さん、カーティスは大澄さんで、夜は森デロリス&石川カーティスである。つまり昼の部で蘭寿さんが、夜の部では石川さんが、それぞれ千穐楽となる。
 かと思えば、ツアーも最後まで来て今日が初日と言う人も。指揮の竹内聡さんが満を持してここ仙台でデビューである。デビューした途端に、明日はもう千穐楽なのだが。

 東京エレクトロンホール宮城は1964年に竣工した歴史あるホールである。現在の帝劇が1966年開場なので、それよりも前に建てられたホールと言うことになる。定員1500名に及ぶその大ホールが、今日は昼も夜も満席であった。
 今日のお客様は昼も夜も、それはそれは暖かく、大いに舞台を盛り上げてくださった。昼の部のカーテン・コールでは蘭寿さんがご挨拶、夜は森さんと、森さんに促された石川さんからもご挨拶があった。

 ご挨拶の後は、いつものように「みんなで歌って踊ろう」があり、場内が明るくなってオーケストラによるエグズィット・ミュージックの演奏があり、それでも拍手は鳴り止まず、キャストの皆さんは何度も何度も舞台に呼び戻していただいた。
 昼の部も、夜の部も、であった。

 さて。

 明日はいよいよ大千穐楽。

| | コメント (0)

« 2016年7月 | トップページ | 2016年9月 »