『シスター・アクト』通信
5月11日(水)
通し稽古、2回目。
昨日の、通し稽古後のノート(ダメ出し)で確認、修正した箇所がしっかりと反映、改善され、内容の濃い2回目であった。“勢い”だけを見れば昨日の方があったかも知れないが、初日に向けて正しいプロセスを辿っている、と言えるだろう。
別稽古場では、今日からオーケストラのリハーサルもスタート。オケと合流する日が楽しみで仕方がない。
(昨日のつづき)『シスター・アクト』を観劇したのはシュトゥットガルト入りした翌日、2013年8月22日と23日である。
別便でシュトゥットガルト入りしていた振付の田井中智子さんと現地で合流し、夕食を済ませてから(開演時刻が19時30分なので)劇場に向かった。
1日目は「何にも考えずに、観客のつもりで」客席に座った。2日目は「冷静に、劇場で起こっていることをできるだけ記憶する様に」心掛けて観た。
当然ながらドイツ語での上演なので、台詞も歌もほとんど分からない。が、原作の映画は観ていたし、ロンドン・キャストのCDは聞いていたし、ミュージカル版の直訳台本にも目を通していたので、仕事に支障のない程度には理解できた(はずである)。
観客としては『シスター・アクト』は大変に楽しいミュージカルだった。演出する立場としては……モチベーションが大いに上がった。(つづく)
| 固定リンク
コメント