『シスター・アクト』通信
5月7日(土)
ミュージカル・ナンバーの固めデー。
昨日と今日でミュージカル・ナンバーの大半をあたった。やるべきことが整理され、見えるものも更にクリアになった。
手の込んだ振りがついていたとしても、“物語を語る”意識が失われることは少なくなった。これは大きな成果だと思う。
話は変わる。
『シスター・アクト』を演出することが決まり、海外での上演を視察する話が持ち上がったのは2013年のことである。
2011年の4月にオープンしたブロードウェイの『シスター・アクト』は、2012年の8月にクローズしていた。2013年当時『シスター・アクト』が上演されていたのは、ドイツのシュトゥットガルトであった。
シュトゥットガルトは、メルセデス・ベンツ(社名はダイムラー)やポルシェの本社があることで、カー・マニアの間ではお馴染みの街である。シュトゥットガルトへは日本からの直行便はないので、どこかの都市で飛行機を乗り継いで行くことになる。
私の場合はフランクフルトであった。
2013年8月22日、成田12時15分発のJL407便で、私はフランクフルトに向けて飛び立った。(つづく)
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