『シスター・アクト』通信
5月24日(火)
公演3日目。大澄賢也さんの初日である。
『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』では、大澄さんはマフィアのボス=カーティスであると同時に振付家でもある。
舞台稽古では、カーティスを演じる合間に、カーティスの扮装のままで客席からダンス・ナンバーの指示を出していらした。初日には、客席から(もちろん扮装なしで)ダンス・ナンバーに目を光らせてくださった。
森さん、石川さん、蘭寿さんのデビューを見届けて、最後におひとりでご自身の初日を迎えられたのである。
作品への多大な貢献に感謝すると共に、鮮やかな初日デビューに敬意を表したい。
今日からは2回公演もスタート、昼の部は森デロリス&大澄カーティス、夜の部は蘭寿デロリス&大澄カーティスであった。これですべての組み合わせが初日を終えたことになる。
大劇場の公演は、かつては“月頭に開幕し、月末に千穐楽”と言うのが常であった。が、近頃では“月半ばに開幕”したり“月を跨ぐ”公演も少なくない。
そうなると、「いつまでやっているのか」を咄嗟に思い出せなかったり、「まだやっている」と錯覚したりすることが以前より増える。
帝劇の『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』は6月20日(月)までである。どうぞお見逃しのありません様に。
これで『シスター・アクト』通信はおしまいである。ご愛読ありがとうございました。
次は『貴婦人の訪問』通信。始まるのは秋である。それまでの更新は不定期となるが、どうぞ悪しからず。
それではまた。劇場で。
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