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『シスター・アクト』通信

5月16日(月)

 稽古場最終日。オケ付き通し稽古の2回目。

 今日のキャストは森デロリスと大澄カーティスである。全体として、とても丁寧に芝居が運ばれ、再演のテーマであった「物語をしっかりと届ける」と言う目標は概ね達成された様に思われる。
 上演時間は、1幕が1時間15分程度。25分の休憩を挟んで、2幕が1時間10分程度になりそうである。
 これにカーテン・コールが付いて、全体では、おおよそ3時間弱、と言った仕上がりになるだろう。

 帝劇では、毎公演、入場時に“光るブレスレット”(サイリュームとか、ケミカルライトなどと呼ばれるアレ)が配られることになっている。
 カーテン・コールの時に光らせて、そして着用していただいて、舞台上のキャストと客席の皆さんとで一緒に「さあ、声を出せ!(Raise Your Voice)」を歌い踊ろう! と言う企画である。

 その振り付けの予習用(?)ビデオがUPされている(こちらからどうぞ)。
 必ずしも覚えてご来場いただく必要はないので(もちろん、覚えてくださるのは大歓迎です)、どうか気楽にご覧いただきたい。
 そして、その他にも色々と“楽しいこと”や“お得なこと”が公式ページで告知されている(それはこちらから)。ご観劇のご予定と照らし合わせて、余裕をもって少し早めにご来場いただければ幸いである。

 森さんのデロリスと蘭寿さんのデロリスでは、ご覧になる方の印象は大きく異なるだろう。そして大澄さんのカーティスと石川さんのカーティスも、その印象は大きく異なるはずである。

 そここそがダブル・キャストの醍醐味だと思う。そう思って、意識的に両者の“差異”を残している。それぞれのキャストから受ける印象の違いも楽しんでいただければ嬉しい。

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