『シスター・アクト』通信
5月13日(金)
オケ合わせ、1日目。
『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』のオーケストラは15名編成。1970年代のフィラデルフィア・サウンドを再現するのに相応しい、リズム・セクションとホーン・セクションがゴージャスなオーケストラである。指揮はお馴染みの塩田明弘さんである。
オケ合わせは幕開きからカーテン・コールまで、台本順に全曲を合わせる。
帝劇の稽古場では、本公演の開演中はワイヤレス・マイクを使用することができない。周波数の関係で混線が生じてしまうからである。『1789 バスティーユの恋人たち』の本番中に稽古場でワイヤレス・マイクを使ってしまうと、ベルサイユ宮殿にシスターたちのノリノリのゴスペルが響きかねない。
なので、今日、明日のオケ合わせでは有線のマイクを使用する。キャストの皆さんはワイヤレス・マイク使用時の様に自由には動けないが、有線マイクを適正に使用することでオーケストラの演奏とのバランスはしっかり取れるのである。
明日も有線マイクでオケ合わせ。(以上、2014年5月21日の記事をコピペして手を抜きました)
(昨日のつづき)「地上職員は私をJAL便に誘導するために待ってくれている」のだ、と私は思った。
フランクフルト着陸が成田行きの出発時刻ギリギリだったからであるが、事実はそうではなかった。私が乗るはずだった成田行きのJL408便は定刻に飛び立った。職員の方は私にそう告げた。
フランクフルトから先の航空券は紙くずになった――そう思ったのは、今回の航空券が、「成田↔フランクフルト」と「フランクフルト↔シュトゥットガルト」とが“別々に手配、購入”された物であり、搭乗券も“別々に発券”されていたからである。
だから「ルフトハンザの遅延にJALは関知しないのだ」と思ったのだ。
だが実際は「手持ちの航空券で、JAL便であれば‟次の”成田行きに乗ることができる」のだった。地上職員の方は、それを伝えるために待っていてくださったのだ。
地獄で仏、フランクフルトで地上職員である。(つづく)
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