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『シスター・アクト』通信

4月21日(木)

  立ち稽古。1幕4場、5場、6場を稽古。
 
 1幕4場はフィラデルフィア警察のオフィス。
  デロリスが、カーティスの子分たちの追跡を逃れて飛び込んだのがここである。デロリスはここでエディ・サウザー巡査(汗かきエディ。高校の同級生だった)と“運命的な”再会を果たすのだが……。

  5場は南フィラデルフィアにあるクイーン・オブ・エンジェルス教会。
  女子修道院を併設するこの教会は、今では訪れる信者も少なく、管轄する大司教区でも閉鎖が検討されているほどの寂れ様である。修道院長はそのことに胸を痛めているのだが、フィラデルフィア警察の要請で、“訳あり”の女性をかくまうことになり……。
 ここには修道院長(と、少しだけデロリス)のナンバー「ここ、壁の内こそ」がある。厳格なカトリック教徒である修道院長を演じる鳳蘭さんは絶品。まさに“はまり役”だと思う。

  6場は教会の食堂。
 不本意ながら、しばらく修道院に身を隠すことになったデロリス。修道院長はデロリスの正体を伏せ、修道女(シスター)だということにして修道院の全員に紹介する。
 しかし、自己主張の極めて強いデロリスである。戒律の厳しいここでの暮らしに、果たして適応することができるのか……?

 6場にはシスター全員のナンバー「シスターになるのは素敵」がある。今日のメニューの最後はそのステージング。
 ここは、前回(初演時)難産だった場面である。中々しっくりとした見え方に辿り着くことができず、試しては作り直す、と言うことを何度も繰り返した。その甲斐あって、今日はステージングもスピーディに進行。
 と言っても、大人数が同時に色々なことをやっているので、終了した時には結構いい時刻になっていたが。

 皆さん(特に1幕出ずっぱりのデロリスのお2人)、お疲れ様でした。

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