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『シスター・アクト』通信

4月19日(火)

 歌入り読み合わせ。

  キャスト全員が集合し、幕開きからラスト・シーンまで、全場面を歌入りで読み合わせる。
  ダブル・キャストになっているところは、今日はニュー・キャストで。即ち、デロリス=蘭寿さん、カーティス=石川さんである。

  再演の利点は、前回(初演)の“ゴール”からスタートすることができることにある。今日の読み合わせも、(既に稽古を重ねた歌だけでなく)芝居の運びやニュアンスなども説得力十分であった。
  加えて、石川さんのカーティスをはじめ、今井さんのオハラ神父、泉見さんのTJなど、今回から参加のニュー・キャストの皆さんが“新鮮さ”を持ち込んでくれ、とても刺激的な、いい読み合わせであった。

 読み合わせ終了後、早速立ち稽古に入る。今日はM1「天国へ行かせて」のステージング。振付は田井中智子さんである。

  「天国に行かせて」は、デロリスと歌手仲間のティナ(園山晴子さん)、ミッシェル(河合篤子さん)の3人による幕開きのナンバーである。
  イントロの中でデロリスは
 「ハロー! フィラデルフィア! この私、デロリス・ヴァン・カルティエのふるさとの街! メリークリスマス! 1977!」
 と叫んでいるのだが、それがこの物語の基本設定である。

  デロリス役の森さん&蘭寿さんは、台詞、歌、振り……と、覚えなければならないことがとにかく膨大である。
 演出助手の鈴木ひがしさんが立ててくれた稽古スケジュールは“物語の順に稽古できるように”組まれているので、そういう意味ではデロリスに親切だと言える。が、稽古のペースは……。

  明日は1幕の1場、2場、3場を稽古。

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