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2016年3月の記事

『ジキル&ハイド』東京公演千穐楽

3月20日(日)

 『ジキルハイド』の東京公演が本日無事に千穐楽を迎えた。ご来場くださった皆さん、ありがとうございました。キャスト、オーケストラ&スタッフの皆さん、お疲れ様でした。

 『ジキルハイド』は、この後、大阪と愛知に赴く。
 大阪公演は梅田芸術劇場メインホールにて3月25日(金)~27日(日)。愛知公演は愛知県芸術劇場大ホールにて4月8日(金)~10日(日)である。
 まだご覧いただいていない方、既に禁断症状の出ていらっしゃる方は、どうぞ大阪&名古屋へ!

 2016年の『ジキルハイド』では色々なことが奇跡の様に上手く噛み合い、大変優れた上演成果を上げることができた、と感じている。
 このクォリティを落とすことなく、無事に全行程を終えられます様に!

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『ジキル&ハイド』ハイライト・ライヴ録音盤CD 発売!

 『ジキルハイド』(2016)のハイライト・ライヴ版CDの発売が決定した。

 詳細はこちらからどうぞ。

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初日! 『ジキル&ハイド』通信

3月5日(土)

 午前中は各セクションの直しと調整。お昼からは、今まで時間が捻出できなくて積み残されていたシーンのテクリハ。この期に及んで演出部の皆さんに更に注文を出してしまう。

 テクリハ後、劇場ロビーにてゲネプロの駄目出しと確認。昨日はゲネプロをやることはやったのだが、その駄目出しをする時間まではなかったので、今日それを。
 駄目出しの後は舞台に移動して幾つかのシーンを確認。念には念を入れる。

 15時30分、舞台にてお祓い。公演の安全と成功を祈念する。
 そして本番。定刻の17時30分を2分ほど押して場内の明かりが落ち……。

 カーテン・コールでは、ワイルドホーンさんが舞台に上がってくださった。ワイルドホーンさんを紹介するために、僭越ながら私も舞台に上がる。
 昨日も触れた通り、ワイルドホーンさんは今回の舞台をとても気に入ってくださっている。ご挨拶でもそのことに触れてくださった。

 終演後、楽屋ロビーで初日の乾杯。乾杯をしながら「最高の初日だった」とつくづく思う。駄目が無いワケではないのだが。
 明日の段取りを確認した後、ワイルドホーンさんと東宝・ホリプロのプロデュース・チームの皆さんの席に合流。祝杯を挙げる。

 これで『ジキルハイド』通信はおしまいである。ご愛読ありがとうございました。次は『シスター・アクト』通信。4月の中頃からスタートの予定。

 ブロードウェイ・ミュージカル『ジキルハイド』東京公演は3月20日(日)が千穐楽。公演期間が思いの外短いので、どうぞお見逃しなく!

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『ジキル&ハイド』短信

3月4日(金)

 朝から今日の分のテクリハ。お昼から2幕の舞台稽古。何とかタイムテーブル内に収める。そしてゲネプロ。今日中にできて本当に良かった。

 フランク・ワイルドホーンさんが舞台稽古の途中で顔を出してくださった。ゲネプロもご覧になり、終了後に「今までの上演の中では今回が一番いい」とおっしゃった。
 上演時間であるが、1幕が約1時間25分。2幕が約1時間。幕間休憩は25分で、この他にカーテン・コールがある。全体では“3時間弱”と言った仕上がりになるだろう。

 さて。

 明日は初日。やらなければならないことがまだ山積み。

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『ジキル&ハイド』短信

3月3日(木)

 桃のお節句である。

 それはそれとして、舞台稽古1日目。
 今日の目標は1幕を終えること。幾つかの技術的な積み残しはあるものの、その目標は何とかクリア。問題は、積み残したものをどこで解消するか、であるが。

 明日は2幕。2幕だけでなく、できることならゲネプロまで終わらせたい。
 何と言っても、明後日は初日なのだから。

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『ジキル&ハイド』通信

3月2日(水)

 朝から道具調べ/照明合わせ。

 照明デザイナーの高見和義さんが、驚異的な集中力で次々と明かりを作り出して行く。並行して、劇場内の様々な場所で様々なセクションの作業も続行されている。
 初日前の劇場のいつもの姿であるが、良く言えば「活気のある」光景であると言えるし、「バタバタしている」と言えなくもない。

 明日から舞台稽古に突入するのだが、突入の前に処理しておかなければならない色々な(技術的な)ことも残されている。なので、それらの処理を道具調べ/照明合わせの合間に挟みこむ。ますます“活気”が出てくる。

 それらの処理が終わるとまた道具調べ/照明合わせの続き。今日は深夜作業。

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『ジキル&ハイド』通信

3月1日(火)

 3月である。

 それはそれとして、仕込み作業は本日も続く。様々なセクションが劇場の至る所で、組み立てや、調整や……、舞台稽古に向けての準備に勤しんでいる。

 『ジキルハイド』は『レ・ミゼラブル』や『ミス・サイゴン』の様な大型ミュージカルではないが、今日の日本では“規模の大きいミュージカル”の1本に分類されるだろう。舞台美術にしても、照明にしても、仕掛けの数々にしても、今日の基準で言えば相当に“凝っている”。

 その“凝っている”分だけ、劇場入りしてからの作業は(劇場入り前の下準備も)“複雑”かつ“膨大”になるワケなのだが、なのでホールCは早くも“時間との戦い”の様相を呈している。引き下がることのできない過酷な“戦い”であるが。

 明日は道具調べ/照明合わせ。

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『ジキル&ハイド』通信

2月29日(月)

 東京国際フォーラム ホールCで終日仕込み作業。

 『ジキルハイド』は、2001年の日本初演以来、東京では常に日生劇場で上演されて来た。だが日生劇場は、昨年の12月より今年の5月まで劇場館内設備の更新工事が入っていて使用できない。そこで東京国際フォーラム ホールCである。

 ホールCの客席定員は1502名。今回はオーケストラ・ピットを使用するので、86名少ない1416名となるが、客席定員1330名の日生劇場と比べると、劇場空間のヴォリュームはやはりひと回り大きく感じる。
 舞台の広さは日生劇場と大きくは違わないが、奥行きが若干少ないのと、舞台機構(吊物バトンなど)の関係が日生劇場とは異なるので、舞台美術はホールCに合わせて微調整が施された。

 今日の作業には演出家の出番はない。なので私も顔を出す必要はないのだが、“劇場”と聞くとじっとしていられないタチなので、今日もついつい顔を出してしまう。
 と言っても、退館時刻まではお付き合いせずに、夜のお弁当の頃には失礼した。今日はどこまで捗っただろうか。

 明日も終日スタッフ・ワーク。大道具が粗方建ち上がったらタッパを決め、照明のフォーカス作業に入る。

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