『ジキル&ハイド』通信
1月31日(日)
広い稽古場へ。
本番用のセットが建て込めて、将来オーケストラが入って来ても困らない、広い稽古場に引っ越しである。舞台監督さんチームが、昨日の稽古休みにセットを建て込んでくださった。
『ジキル&ハイド』の舞台美術は、舞台面(1階部分)と、それを取り囲む2階部分の回廊とで構成されている。この2階部分を稽古場に再現できるのはとてもありがたい。「2階部分はあるつもり」の稽古場では、稽古の効率や密度に大きな違いが出るだろう。
で、稽古であるが、今日はキャスト全員で読み合わせ。ミュージカルなので、もちろん“歌入り”である。
今日は「通して」読むことはしないで、2~3場面毎に区切って、「止め止め」で読み合わせを行った。
「演出上の狙い」や「着目点」「解釈」など、作品作りに必要と思われる情報をその都度伝えて、それをカンパニー全体で共有することと、何か疑問があればその場で解消すること、それが「止め止め」で読み合わせを進めた理由である。
今日はとても有意義な稽古だったと思う、と、稽古終了後に演出助手の郷田さんが口にした。本当にそうであって欲しい、と切に思う。
明日から2月。立ち稽古に入る。
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