『ジキル&ハイド』通信
2月3日(水)
振り付け/ステージング・デー。
今日もまずは「嘘の仮面」のステージング。ナンバーの全体像は見えた。もう一息。
そして1幕5場のナンバー「連れてきて」を振り付け。5場にはまだ手を付けていないが、振り付けを先行。
5場は、「パブ“どん底”の前と店内」である。
“どん底”は、ロンドンの下町=カムデン・タウンにあると言う設定。カムデン・タウンは、「嘘の仮面/リプライズ1」で“街の東 そこは地獄”と歌われる、治安の良く無い、いかがわしい地区。そして“どん底”は、パブとは名ばかりで、その実態は売春宿である。
「連れてきて」は、“どん底”の女の子たちによる“営業ナンバー”。ルーシー&“どん底”ガールズが、客の男たちに「あたしを買って」と迫るのである。
ジキルは、ここでルーシーと運命的な出会いをする。ルーシーを演じるのは、もちろん濱田めぐみさんである。
「連れてきて」の振り付けでヒート・アップする稽古場を抜け出して、朝日カルチャーセンター新宿教室へ。「 山田和也×石川禅が語るミュージカル『ジキル&ハイド』」に参加するためである。
教室には90名ほどのお客様が集まってくださった。で、石川禅さんと私の2人で、『ジキル&ハイド』を中心に、私たち2人がかかわった作品(『ダンス オブ ヴァンパイア』『貴婦人の訪問』『シスター・アクト』……)について、トーク・ショー風に講義をさせていただいた。
実際には「2人で喋った」と言うよりも、石川さんが「ほぼひとりで喋って」くださった。私はインタビュアーに過ぎなかった。
ご参加くださった皆さん、ご清聴、誠にありがとうございました。
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