『ジキル&ハイド』通信
2月26日(金)
オケ合わせ、2日目。
今回の『ジキル&ハイド』では、オーケストラはオーケストラ・ピットで演奏する。これは、日本の『ジキル&ハイド』上演史上では初めての事である(ただし、東京公演と名古屋公演のみ。大阪では今まで通り、バック・ステージで演奏する)。
これまで、なぜオーケストラ・ピットを使用しなかったのか。
理由はいくつかあるだろう。舞台と客席がダイレクトに繋がっていることで臨場感が増すこと。劇場内に深い闇を作り出せること。1人でも多くのお客様にご入場頂けること……。
では、なぜ今回はオーケストラ・ピットを使用することになったのか。
これにも理由はいくつかあるだろう。舞台上のキャストと指揮者がお互いを直接目視できること(その結果、精密さを要求される微妙なタイミングや繊細に揺れ動く様な表現を、双方ともストレスなく行うことができる)。オーケストラの奏でる音が劇場内に直接伝わって行くこと……。
今回の『ジキル&ハイド』は、ドラマとしても音楽的にも、今まで以上に充実した仕上がりとなるだろう。
明日はいよいよオケ付き通し。
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コメント
いつも楽しく拝読しております。3月7日(月)に東宝ナビザーブでチケットがとれましたので、楽しみに拝見いたします。ドラマティックな音楽とお芝居に期待しております。ますますのご活躍をお祈りしております。
投稿: 永田智子 | 2016年2月27日 (土) 22時21分