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『ジキル&ハイド』通信

2月13日(土)

 稽古場イベント。

 ご応募くださった約2000名から選ばれた50名の方が、“特派員”として稽古場にいらっしゃった。稽古ピアノの國井雅美さんが奏でる「時が来た」で皆さんをお出迎え。
 『ジキルハイド』宣伝担当の洗(あらい)さんの司会でイベントはスタート。僭越ながら、まず私が稽古場のことや作品のことなどについて話す。そしてイベントの目玉、ミュージカル・ナンバーの披露へ。

 今日お目に掛けたのは3曲。
 全キャスト(石丸さんを除く)による「嘘の仮面」、濱田さん&笹本さんの「その目に」、そして石丸さんの「時が来た」である(ダイジェスト映像はこちら)。
 3曲とも『ジキルハイド』を代表する、『ジキルハイド』らしい楽曲だと思う。短い時間ではあったが、特派員の皆さんには『ジキルハイド』の世界を堪能していただけたのではないだろうか。

 さて。

 イベントの後は通常通りの稽古。まずは「事件、事件」のブラッシュ・アップ。そして、2幕2場に手を付ける。
 2場は「ジキルの研究室」。物語はクライマックスに向けて大きく転がり始める。ここにはミュージカル・ナンバーが3曲。エマの「あれは夢」、ジキルの「狂気」、そしてエマ&ルーシーの「その目に」である。

 稽古では、前回やっていた芝居の手順を押さえた上で、新たな解釈、新たな感情、新たな人間関係……を探ってみている。結果として前回に近い芝居に落ち着くこともあるし、全く異なる運びになったりもする。そのプロセスが実に楽しく、また刺激的である。

 明日は稽古OFF。天候がちょっと心配ではあるが。
 

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