『ジキル&ハイド』通信
1月26日(火)
歌稽古。今日はエマとルーシー。
『ジキル&ハイド』の歌唱指導は“ちあき しん”さんである。
最初、上の文章を「歌唱指導はちあきしんさんである」と書いたのだが、正しく伝わらない感じがしたので書き直した。
それはともかく、ちあきさんは「ミュージカルにおける歌唱指導者」の代表的なおひとりである。宝塚歌劇団のご出身で(在団中の芸名は“千秋慎さん”)、私は(演出家になる以前に)千秋さんの出演する宝塚公演で舞台監督を務めたことがある(『アポロンの迷宮』とか『白夜伝説』とか)。
ちあきさんは多忙である。“歌唱指導”を職業として成立させている人がこの国には多くないこともあるのだが、ちあきさんが多忙なのはそれだけではないだろう。キャストからも、我々スタッフからも、ちあきさんが「信頼のおける歌唱指導者」であるからだと思う。
そして、『ジキル&ハイド』の稽古ピアニスト、國井雅美さん。
國井さんは長年『ジキル&ハイド』に携わっていらしたスタッフのおひとりであるが、國井さんも、ちあきさん同様に“任せて安心”できる方である。
ミュージカルの稽古場では、ちあきさんや國井さんの様な頼りになるスタッフが揃っていることが、その仕上がりを大きく左右する。すぐれたミュージカルを作り上げるのに重要なのは、キャスト、スタッフ、ひとりひとりの能力なのだと思う。
このブログには國井さんの逸話が幾つか残されているが(こちらとこちら)、今回は何かな?
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