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『ドッグファイト』通信/シアタークリエ編 初日!

12月17日(木)

 初日である。が、既に大阪公演を済ませているので、舞台も楽屋もとても落ち着いている。

 午後イチで、まずゲネプロ。
 照明、音響、共にいい感じに仕上がってきた。芝居の方もメリハリがついてきて、悪く無い。

 ゲネプロ終了後、屋良さん、宮澤さん、中河内さん、矢崎さん、保坂さんは囲み取材へ。その様子は、すでにネットのニュースなどで配信されているので、ご覧になった方もいらっしゃるだろう。

 開演の2時間30分前、舞台にて初日のお祓(はら)い。
 関係者一同、客席に参集し、公演の安全と成功を祈願する。

 そして、本番。
 定刻の19時を3分ほど押して『ドッグファイト』は始まった。大阪の「緊張感の張りつめた初日」も初日らしくて捨て難いが、今日は「より生き生きとした」と言うか、「瑞々しい」と言うか、つまり「考えうる最良の初日だった」と思う。

 カーテン・コールではミュージカル『ドッグファイト』の生みの親、作曲・作詞のベンジ・パセックさん&ジャスティン・ポールさん、そして脚本のピーター・ドゥシャンさんの3人が舞台に上がってくださった。
 3人ともまだ30歳そこそこだからなのか、キャストがナチュラル・ハイだったからなのか、舞台上も客席も何だかお祭りの様な騒ぎであった。

 終演後、劇場ホワイエにて初日のパーティ。
 パセックさん、ポールさん、ドゥシャンさんをはじめ、キャスト、バンド・メンバー、スタッフ、他関係者一同が集まり華やかで陽気なひと時を過ごした。

 ドゥシャンさんたちは、「自分たちが直接かかわっていない公演では、自分たちの期待通りの作品になっていないこともあるが、日本版はあらゆることが自分たちの望んだ通りだった」とおっしゃった。
 そして、「提案しても今まで実現しなかったことが3つ、日本版では実現していたことがとても嬉しかった」とも。それを伺って、私の方が嬉しかった。

 これで『ドッグファイト』通信/シアタークリエ編はおしまいである。短い期間でしたがご愛読ありがとうございました。
 次は『TDV』通信/ゆく年くる年編。果たしてチームTDVは無事に年を越すことができるのか?

 ミュージカル『ドッグファイト』東京公演は、シアタークリエにて12月30日(水)まで。お見逃しなく!

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