『TDV』通信
9月21日(月)
歌稽古。
仕切り直された日本版の製作に際して、「台本とスコアに関してはウィーン版に忠実に上演すること」を(ウィーン劇場協会からなのか、クンツェさん自身からなのか、あるいは双方からなのか)私たちは求められた。
オリジナル・プロダクションの関係者たちにとってブロードウェイで体験したことは、恐らくは悪夢であったに違いない。『貴婦人の訪問』の音楽を担当したマイケル・リードさんも関係者の1人であった。
リードさんは『ダンス オブ ヴァンパイア』でも『ダンス オブ ザ ヴァンパイア』でも編曲を担当されていた。『貴婦人の訪問』開幕に合わせて来日されたリードさんに伺ったところでは、それはぞっとする様な体験であったそうである。
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