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『貴婦人の訪問』通信

7月18日(土)

 稽古前と稽古終わりに衣裳合わせ。

 今日の衣裳合わせは、アルフレッド、クレア、市長、校長、所長、そして牧師であった。
 アルフレッドは、さびれた地方都市のしがない雑貨屋である。当然衣裳も「しがない」物になる。妻のマチルデも同様に「しがない」キャラクターなので、『貴婦人の訪問』では「しがない」山口さんと「しがない」春野さんを存分に堪能していただくことができる。
 一方、2人に対するクレアの衣裳の「ゴージャス」なこと。『貴婦人の訪問』では「ゴージャス」な涼風さんを存分に堪能していただくことができる。

 どちらもお楽しみに。

 稽古は、まずカーテン・コールの段取り。カーテン・コールは演出助手の末永さんの担当である。その後、通し稽古。

 今日の稽古場もギャラリーが少なくなかった。
 衣裳合わせを含めると終日稽古場にいらした衣裳デザイナーの前田文子さん、プロダクション・コーディネーターの(ウィーンからいらした)小熊節子さん、照明デザイナーの成瀬一裕さん率いる照明クルー、ヘアメイク・デザイナーの富岡克之さん率いるヘアメイク・クルー……などである。

 通し稽古は昨日の調整が効いて良い感じであった。が、ノート(駄目出し)を終えた後、幾つかの場面を抜いて更に調整。

 今日現在の上演時間は、1幕が約1時間15分。2幕が約57分である。本番では途中休憩が1回入り、カーテン・コールが付くので、トータルすると、おおよそ2時間40分前後に落ち着くのではなかろうか。

 さて。

 初日まで10日を切った。このままのいい感じで劇場入りを迎えたい。

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