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『南太平洋』

7月11日(土)

 シアター1010へ。『南太平洋』を観る。

 一般社団法人映画演劇文化協会が運営する「ハロー、ミュージカル! プロジェクト」。その3つの取り組みの中の「良質なミュージカルを低料金で全国に」部門が「ミュージカル・ツアー」である。
 ミュージカル・ツアーの第1弾は、2012年から3年間毎年上演された『王様と私』であった。その第2弾が『南太平洋』なのである。

 『南太平洋』は、ブロードウェイ・ミュージカルの歴史に欠かすことのできないミュージカル製作チーム、リチャード・ロジャース(音楽)&オスカー・ハマースタインⅡ世(作詞・台本)が手掛けた11本のミュージカルの内の、5番目の作品である。
 渡辺謙さんのトニー賞ノミネートでも話題となった『王様と私』も、『サウンド・オブ・ミュージック』も、この2人が手掛けたミュージカルである。

 『南太平洋』の初演は1949年。4月7日にブロードウェイのマジェスティック劇場で開幕し(後にブロードウェイ劇場に移動)、1954年1月16日にクローズした。上演回数は1925回を数えている。
 1950年のトニー賞ではベスト・ミュージカルを含む9部門で受賞し、また権威あるピューリッツァー賞も与えられた。

 日本での初演は1966年の5月に、今は無き新宿コマ劇場で行われた。1979年には旧・東京宝塚劇場で上演され、更に1999年の3~4月に、これも今は無き青山劇場で上演された。
 私はその1999年版の演出をさせていただいた。今日観劇したのは、その『南太平洋』のニュー・プロダクションである。今回の演出・振付は上島雪夫さん。上島さんは1999年版でも振付を担当してくれていた。

 『南太平洋』は、シアター1010での上演を終えると、『王様と私』同様に旅に出る。普段ミュージカルに接する機会の限られる方、まだミュージカルと出会っていない方、そんな方々がこの機会にミュージカルに触れてくだされば、これほど嬉しいことはない。

 ミュージカルっていいものですよね。

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