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『台所太平記』通信

5月31日(日)

 東京メトロ日比谷線の「人形町駅 A2出口」を出て、右へちょっと行った右側に「谷崎潤一郎 生誕の地」の銘板がある。

 谷崎は明治19年7月24日にこの地に誕生した。ここには谷崎の祖父が経営する活版印刷所があった。銘板によると、そう言うことらしい。いつも行列ができている鳥料理の店「玉ひで」を過ぎてすぐの所である。
 『台所太平記』ご観劇の折に、足を延ばされてみてはいかがだろう。

 という訳で、明治座へ。

 今日、明日は稽古は無し。終日スタッフ・ワークである。
 今日の主な作業は大道具の建込みと照明のフォーカス合わせ。演出家に出番はないのだが、10年ぶりの明治座でもあるので、客席や舞台周りを歩いてみて明治座での以前の仕事を思い出してみたりした。

 劇場には劇場毎に流儀がある。仕事の進め方や、その分担などについての約束事の様なことなのであるが、帝劇には帝劇の、クリエにはクリエの、日生には日生の流儀がある様に、明治座にも明治座の流儀がある。

 明治座の皆さん、ひと月どうぞよろしくお願いいたします。

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