『台所太平記』通信
6月1日(月)
「谷崎潤一郎 生誕の地」近辺から明治座へと向かう通りには「甘酒横丁」の名がついている。
下町らしい風情をたたえた400メートルほどのその通りの両側には、洋食店や甘味処など、飲食店をはじめ様々な店舗が並んでいる。
甘酒横丁だけにとどまらず、人形町駅から浜町駅にかけての一帯には色々なお店が隠れている。自由時間を確保して、観劇の前後に探検されるのも素敵だろうと思う。
と言う訳で、今日も明治座へ。
今日は終日道具調べ・照明合わせ。
何年もミュージカル主体に仕事をしていたので、今回のような「オーソドックスな日本物の芝居」の道具調べ・照明合わせは、何だかいつもと勝手が違う。……と言うか、懐かしい。そして「ほっ」とする。20代の頃は毎月こんな調子だったのだ。
メニューを順調に消化して、舞台を無事に音響チームに明け渡す。明日からは舞台稽古に突入である。
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