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『貴婦人の訪問』通信

6月8日(月)

 ミュージカル貴婦人の訪問~THE VISIT~の歌稽古が始まっている。

 『貴婦人の訪問』は、スイスの劇作家、フリードリヒ・デュレンマットによる戯曲『老貴婦人の訪問』(1956年初演)をミュージカル化した作品である。
 ミュージカル版の初演は2013年にスイスのトゥーンで行なわれ、翌2014年にはウィーンのローナッハ劇場で上演された。オリジナル・プロダクションの製作は、お馴染みのウィーン劇場協会である。

 今日は歌稽古の前の時間帯に、舞台監督の佐藤博さん、演出部の皆さんと、「舞台をどう使うか、場面をどう転換するか」についてミーティング。
 『貴婦人の訪問』は、プレビュー公演を行うシアター1010を皮切りに、本多の森ホール、シアターBRAVA!、シアタークリエ、キャナルシティ劇場、中日劇場と、条件の異なる様々な劇場での上演が決まっている。
 なので、「作品の内容をどう立体化するか」に負けず劣らず、「各劇場の物理的制約をどうクリアするか」も、避けては通れない重要な課題になって来る。

 舞台美術の「デザイン的な部分」は、今までに重ねた打ち合わせの中で概ね固まった。が、「機能」や「取り回し」などの面での検証作業がまだだったので、今日のミーティングはそれをすることが目的であった。
 ある程度、目途が立つところまで行くことができたので、(私個人の宿題は多々残っているが)有意義なミーティングであった。

 さて。

 7月27日(月)の初日まで、約ひと月半。どうぞよろしくお付き合いください。

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