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『貴婦人の訪問』通信

6月21日(日)

 立ち稽古初日。幕開きのナンバー「栄光のファンファーレ」を作る。

 いきなり7分に及ぶ、全キャストが登場するナンバーである。
 このナンバーの中で主要な人物が紹介され、物語の基本情報が明らかになる。そのことを舞台全体で行うセクションもあるし、限られた人数でそれをやり、残りの人々は別のストーリーを進めているセクションもある。

 それらをどれだけ手際よく、鮮やかに処理することができるか。それが、「栄光のファンファーレ」の様な、複雑で手の込んだナンバーを作る時の最重点ポイントとなる。

 今日は丸々一日をこのナンバーに費やした。で、何とか「形」にする所まで辿り着いた。
 振付の桜木さんには沢山のアイデアを頂いたし、キャストの皆さんひとりひとりの発想による部分も少なくない。稽古場の要請に的確に応えてくださった演出部の皆さんの貢献も大である。何はともあれ、皆さんに感謝である。

 「多くの人物が登場し、場面数も多く、且つ新作のミュージカル」を手掛けるのは、昨年6~7月に上演された『シスター・アクト』以来である。なので、今日は稽古の勘を取り戻すのにやや時間がかかってしまった。

 そうだったのだ。

 大勢の人が出ていて、場面数も多く、しかもそれがミュージカルで、なおかつ新作だったら、その稽古には、「小さなミュージカル」や「大きいけど再演のミュージカル」や「新作だけどストレート・プレイ」などと比べると、手間も暇も遥かに多く掛かるんだったのだ。

 立ち稽古初日にして、既に抜け殻である。

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コメント

お疲れ様です。いよいよ貴婦人の訪問がカタチになっていく。初日が本当に待ち遠しいです。

投稿: けい | 2015年6月22日 (月) 10時57分

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