『貴婦人の訪問』通信
6月25日(木)
立ち稽古5日目。
まず1幕6場を作る。
6場は、マティアス(市長=今井清隆さん)、クラウス(校長=石川禅さん)、ゲルハルト(署長=今拓哉さん)、ヨハネス(牧師=中山昇さん)の場面。例のミュージカル・ナンバー「ダメだ 忘れろ」のシーン(こちらの記事を参照)である。
続いて1幕5場を作る。
ここはアルフレッド(山口祐一郎さん)とマチルデ(春野寿美礼さん)の場面。ミュージカル・ナンバーは、マチルデの「愛こそ 砦」がある。
そして1幕7場を作る。
ここには、中盤のハイライトとなるミュージカル・ナンバー「贅沢しても」がある。これは5分に及ぶ大きなナンバーで、『貴婦人の訪問』の中では数少ない“古き良きミュージカル”風スタイルのお洒落なナンバーである。
振付の桜木さんが物凄いスピードとエネルギーでどんどん振りを作っていくが、それでも今日の持ち時間ではアウトラインを作るのが精一杯であった。なので、「贅沢しても」のブラッシュ・アップは明日のメニューへ。
連日、長時間に及ぶ稽古になっている。新作ミュージカルの稽古ではいつだってそうなるのだが、キャスト&スタッフの皆さんの熱意と献身に、毎度のことながら本当に頭が下がる。
その甲斐のある作品を作りたい。
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