『台所太平記』通信
5月18日(月)
アンサンブルの皆さんの衣裳合わせ。
喜劇『台所太平記』の物語は昭和33年から始まり、ラスト・シーンは昭和38年の設定である。
原作では、もう少し長い年月(戦前から戦後に及ぶ三十年近い年月)の中からエピソードが選ばれているが、私たちの『台所太平記』では、昭和33年からの5年間である。
舞台は全3幕で、1幕が京都、2、3幕が熱海での出来事になる。京都でも熱海でも、物語は千倉家の邸内でのみ進むので、千倉家の関係者以外はほとんど登場する余地がない。その“ほんのちょっとしか登場しない”人々の、今日は衣裳合わせであった。
芝居作りでは、こう言う「細部」を作って行く作業が楽しい。今日も楽しかった。キャストの皆さん、スタッフの皆さん、ありがとうございました。
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