『台所太平記』通信
5月24日(日)
全場面を稽古。
昨日、2幕と3幕をさらったので、今日は1幕、2幕、3幕(つまり全場面)をさらう。
物語の「結末」まで辿り着いた上で改めて物語の「始まり」に戻ってみると、以前稽古した時点では気付けなかったことが次々と見つかる。その「見つかったこと」を場面に加味することで、芝居が深まったり、具体的になったり、或いは演じ易くなったりする。
俳優が「幕開きから幕切れまでの間に起こること」をひと通り体験したことが、各場面に「必要なこと」と「そうではないこと」を明解にしてくれるのだ、と思う。
稽古後は劇中で聞こえてくる声の録音。
チラシなどでは、音響デザイナーには渡邊邦男さんがクレジットされているが、残念ながら渡邊さんは怪我のために降板。急遽山本能久さんにスイッチ。
山本さん、どうぞよろしくお願いいたします。
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