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『台所太平記』通信

5月20日(水)

 立ち稽古。

 立花みどりさんの演じる「節」は、「初」と同時に千倉家に雇われる。
 正義感の強い初は、「一言多い」せいでしばしば騒ぎを巻き起こすのだが、節は素直で料理も上手く、先輩たちの覚えもめでたい。女中頭の「小夜」は、そんな節を特に可愛がるのだが……。

 尾崎右宗さんが演じるのは「寺田」である。
 「初」は、千倉家の当主・磊吉と接する内に、次第に学問に興味を持ち始める。それに気付いた磊吉が、初に「夜学に通うこと」を勧め、数学教師の寺田と出会うことになり……。

 そして、越村友一さんの演じる「初の弟・安吉」。
 安吉は鰹船に乗り組む漁師である。船が焼津港に入った折に、足を延ばして熱海の千倉家を訪ねたことから、安吉もこの家に出入りする身となるのだが……。

 稽古後は『貴婦人の訪問』の舞台美術打ち合わせ。捗らず。

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