『貴婦人の訪問』製作発表
5月26日(火)
帝国ホテルへ。ミュージカル『貴婦人の訪問~THE VISIT~』の製作発表。
『貴婦人の訪問~THE VISIT~』は、2013年にスイスのトゥーンで初演されたミュージカルである。2014年にはウィーンのローナッハ劇場で上演され、そしてこの夏、いよいよ日本に上陸する。
原作はスイスの劇作家、フリードリヒ・デュレンマットによる戯曲『老貴婦人の訪問』(1956年初演)で、1964年にはイングリッド・バーグマンとアンソニー・クインの共演で映画(邦題『訪れ』)にもなっている。
今日の製作発表には、主人公・アルフレッドを演じる山口祐一郎さん、タイトル・ロールの貴婦人・クレア役の涼風真世さん、アルフレッドの妻・マチルデ役の春野寿美礼さん、そして私が登壇した。
会場には取材の皆さんに加えて、ご応募くださったオーディエンスの皆さんにもお越しいただいた。オーディエンスの募集には1500名ほどのご応募があり、抽選の結果、その内の50名の方がご来場くださった。
今日の製作発表は、各人の挨拶と抱負、マスコミの皆さんとの質疑応答、そしてフォト・セッションと進んだ。その様子は、いずれ公式ページなどで報告されるだろう、と思う。
ひとつだけ気掛かりだったのは、今日の製作発表が「笑いの絶えない、とても楽しい」ひと時だったので、『貴婦人の訪問』のことを「ミュージカル・コメディだ」と誤解してお帰りになった方がいらっしゃるのではないか、と言うことである。
『貴婦人の訪問』はシリアスなミュージカルである。
ご期待ください。
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