『ファースト・デート』通信
10月31日(金)
ラスト・シーンを作る。
グリニッジ・ヴィレッジのバー/レストランで、気の進まないファースト・デートに臨んだアーロンとケーシー。お互いの第一印象が「最悪」であったこの2人は、デート中に次々と襲い掛かる困難にどう立ち向かい、どう振る舞ったのか? そして、デートの終わりに2人を待っている結末は?
シアタークリエで見届けていただければ幸いである。
その後、「幕開き」から「ラスト」までを繋げてみる。つまり、ものすご~く「ラフに」だが……通す。
ラスト・シーンまで作った、とは言っても、どのシーンも「ただ手を付けた」だけに過ぎないし、未整理部分も山の様に残っている。とは言え、折角ひと通り手を付け終えたことでもあるし、試みに「ちょっと繋げてみた」と言う次第である。結果は上々であった。
『ファースト・デート』は、「デートの顛末を描くストーリー」の合間に「デート中の主人公たちの心の中」が立体化されて挿入される、ややトリッキーな構造を持ったミュージカルである。台本で読んだだけでは、「いま何が起こっているのか」中々見え辛かったりもする。
が、今日の通し繋げてみる稽古では、そこの所が良く見えて、ちょっぴり安心したのであった。
明日より第2クール。未整理部分を整理すると共に、ドラマ部分の精度を上げて行きたい。
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