『ファースト・デート』通信
11月10日(月)
広い稽古場へ。
稽古用の道具が建て込まれ、一昨日までは平面だったアクティング・エリアに高低が出現した。
稽古はまず、この高低のある舞台で2クール目のおさらい。舞台の使い勝手や見え方などを確認し、実際の高低の中で動いてみて分かったことを微調整。そしてその後、この道具の中で幕開きからラストまで通す。
「繋がりが不鮮明な個所」や「繋げたら感じる違和感」などがまだ随所に残ってはいる。が、それは「繋げてみたから」、そして「実際に高低差がある場所でやってみたから」発見できたことなので、それが見つかったことは今日の収穫である。
その見つかった個所を、明日からひとつずつ潰して行けば良い。
これからの稽古では、「流れを作ること」と「流れの中でプロット・ポイントを見失わないこと」が課題の上位となる。同時に、衣裳や小道具、消え物などの段取りも、本番を想定した、より根拠のあるものにして行く必要がある。
そんなこんなしている内に、バンド合わせが、ほらもうすぐそこに迫っている。
| 固定リンク
コメント