『ファースト・デート』通信
11月20日(木)
舞台稽古1日目。
午前中はスタッフのみでテクニカル・リハーサル(略して「テクリハ」。分かり易く言えば「転換稽古」)。
『ファースト・デート』は場面転換がほとんど無いので、場面数の多い他のミュージカルと比べると、テクリハでも、道具調べや照明合わせでも、スタッフ・ワークに必要とされる時間が驚くほど少なくて済んでいる。
今回、仕込み~舞台稽古は4日間で済ませなければならないのだが、通常から見ればやや少ないと思われる4日間が、『ファースト・デート』ではかなり余裕を持ったペースで作業を進めても、タイムテーブルに若干の余裕を残せている。
もちろんそれは、各セクションの努力と創意工夫の賜物なのだが。
テクリハを終えて、バンドの皆さんのサウンド・チェック。更にその後、キャストの皆さんにも加わっていただいてサウンド・チェック。ミュージカル・ナンバー何曲かを確認した後、舞台稽古に入る。
舞台稽古は幕開きの「運命の人」から。
まず本番仕様のセットと明かりの中で、ブロック毎に場当たり。細かな諸々を確認した後、バンドさんも加わってその場面を改めてあたる。それを繰り返して、1日目の今日は「愛をオーダー」を終えたところで稽古を終了した。
その時点で退館時刻まではまだ余裕があったので、残作業(照明作りの残りと、明日の分のテクリハ)。他のミュージカルだったら、連日深夜作業になっているだろう。
明日は舞台稽古の続き。そしてゲネプロ。
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