『ファースト・デート』通信
10月25日(土)
立ち稽古3日目。
超ハイ・ペース、且つ怒涛と朦朧の1日であった。
昨日、一昨日のおさらいを簡単にだがやった後、新しい場面に手を付ける。昨日同様に、ブロックごとに読み合わせて、その後、段取りや位置関係を作る、の繰り返しであった。
今日新たにステージングされたのは「気まずい沈黙/The Awkward Pause」「アリソンのテーマ/Allison’s Theme」「インターネットは永遠に/The World Wide Web is Forever」の3曲である。
ところで、「サイモン&ガーファンクル」をご存じだろうか?
ご存知の方には今さら説明の必要もないであろうが、1960年代に一世を風靡した、アメリカのフォークロック・デュオである。
代表曲のひとつに「サウンド・オブ・サイレンス」があるが、『ファースト・デート』をご覧いただく際には、その「サウンド・オブ・サイレンス」に馴染んでおいていただけると、「クスッ」とできる個所が少なくともひとつ増えるはずである。
話は変わって、「インターネットは永遠に」であるが、これは実はブロードウェイでの上演の際には使用されていなかった楽曲である。ブロードウェイ版CDにも当然ながら収録されていない。
その理由ははっきりとは分からないのだが、まあ、ブロードウェイをご覧になった方やCDを聞きこんでいらっしゃる方にも、私たちの日本版を新鮮に楽しんで頂ける……と言う風に理解しておこう。
明日は稽古OFF。このOFFは、さすがに嬉しい。
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