『ファースト・デート』通信
10月21日(火)
歌稽古最終日。
今日で歌だけの稽古はひとまず終了。明日からは次のステップに進む。
(一昨日の続き)美術デザイナーは中根聡子さんである。
『青猫物語』『ナンシー』などでご一緒した。今年は『クリエ・ミュージカル・コレクション』もあった。現在、日本の演劇界で活躍する美術デザイナーの大半は女性である。中根さんもそのおひとり。デザインに対する揺るぎないイメージと女性らしい細やかさが魅力。
照明デザイナーは高見和義さん。
私が最も多く組ませていただいている照明デザイナーのひとりである。今年も『シスター・アクト』『イット・ランズ・イン・ザ・ファミリー』でご一緒した。高見さんと私との間に、芝居作りと照明デザインに関しての「共通言語」が蓄積されているのだと思う。
音響デザイナーは山本浩一さん。
現在の日本演劇界で最も多忙な音響デザイナーであろう。私も、近年だけでも『シスター・アクト』『モンテ・クリスト伯』『エニシング・ゴーズ』『Wildhorn Melodies』などでご一緒している。目に見えない「音」と言うものを自在に操る、魔術師の様な人である。
ヘアメイク・デザイナーは富岡克之さん。
『ニューヨークに行きたい!!』『エニシング・ゴーズ』『クリエ・ミュージカル・コレクション』『シスター・アクト』と、近年は富岡さんとのお仕事も多い。作品の硬軟、大小を選ばない柔軟性が強みだと思う。
そして、衣裳デザイナーは屋島(おくしま)裕樹さん。
屋島さんとは今回初めてご一緒する。屋島さんの作品リストには近年の話題作が並んでいる。『タイトル・オブ・ショウ』『イン・ザ・ハイツ』そして『セーラームーン』……。この幅の広さよ!
| 固定リンク
コメント