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『イット・ランズ・イン・ザ・ファミリー』通信

9月4日(木)

 1幕に戻っておさらい。最後に1幕を通す。

 『イット・ランズ・イン・ザ・ファミリー』の登場人物は全員で12名。これまでに8名をご紹介したので、残るは4名である。

 レズリーの次に登場するのは、セント・アンドルーズ病院に勤務する看護婦である。
 看護婦も婦長と同様に名前が無い。ただ「看護婦」である。加えて、台本のト書きに彼女のパーソナリティに触れた記述が無い。彼女は都合3回登場することになるのだが、そのどれもが滞空時間がごく僅かだから……なのたろうか。
 演じるのは岡村さやかさんで、少ない登場シーンにもかかわらず存在感がしっかりとあって、素敵。

 看護婦の次に登場するのは、ウエスト・エンド中央署から掛けつけた警官である。
 警官は、実は名字だけ明らかにされているのだが、名前の方は分からない(ここでは名字には触れない)。(台本のト書きによれば)巡査部長の制服を付けた中年男である。警官は5つの罪状でレズリーを追っている。デーヴィッドにも頻りに事情説明を求めるが、デーヴィッドは彼に真実を話す訳には行かない。
 この警官にもセント・アンドルーズ病院との接点があり、そのせいでひと悶着起こるのだが、それはもう少し先での事である。警官を演じるのは福本伸一さんである。(つづく)

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コメント

すでに登場人物が頭の中でこんがらがっています。(情けない)
この登場人物の皆さんをあっちこっち動かして
ひとつの物語にまとめるなんて…
すごいっ!!

投稿: くまこ | 2014年9月 5日 (金) 21時51分

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