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『シスター・アクト』通信

5月16日(金)

 稽古の前後に、或は並行して、衣裳合わせやヘアの合わせが行われている。
 衣裳のほとんどは修道服であるが、それ以外は1970年代テイスト満載のファッションとヘア・スタイルである。『シスター・アクト』もまたコスプレ・ミュージカルの1本だったのである。

 稽古は、まず幾つかの場面を抜いて整理。その後、通し稽古。……と言っても、全体を幾つかのブロックに分けての、いわゆる「止め通し」。
 「止め通し」という言葉が誰にでも通用するのか、よく分からない。私がこの世界に入った頃には聞かなかったと思うし、ごく狭い範囲でしか使われていないのではないか、とも思うのだが、それはともかく、「通し」なのに途中で「止まる」ことが許容されている、と言うか、前提とされていると言う、形容矛盾な稽古が「止め通し」なのである。決して「止め放し」な訳ではない。
 「止まる」理由は様々である。まだ止めずにやりきるほど整理がついていないからであったり、稽古場では道具の転換が不可能だからであったり、であるが、今日はその両方の理由からであった。

 途中、何か所かで止まりながらではあったが、初の全場面稽古は(ほぼ)想定通りに終了した。予想外だったのは、観ていた者全員が思っていた以上に感動したことであった。私もその1人だったのだが。
 因みに、今日のデロリスは瀬奈さん、カーティスは大澄さんであった。

 明日も「止め通し」。デロリスとカーティスは森さんと吉原さんの予定。

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