『シスター・アクト』通信
4月7日(月)
『シスター・アクト~天使にラブ・ソングを~』の稽古が始まった。
『シスター・アクト~天使にラブ・ソングを~』は、1992年に製作されたアメリカ映画『天使にラブ・ソングを…』を原作とするミュージカルである。
『天使にラブ・ソングを…』は、ウーピー・ゴールドバーグ主演、エミール・アルドリーノ監督のコメディで、アメリカでは1992年5月31日に公開され、12月まで続映される大ヒットとなった。
ギャングによる殺人を目撃してしまったしがないクラブ歌手が、ギャングの追跡から逃れるために修道院に身を隠すが・・・、というのが物語の発端で、音楽と笑いがふんだんに盛り込まれた、とにかく楽しい作品であった。
ミュージカル版『シスター・アクト』は、2006年10月からアメリカ、カリフォルニア州パサデナにあるパサデナ・プレイハウスでトライアウトが行われた後、2009年6月2日にイギリス、ウエスト・エンドのロンドン・パラディアムでオープンした。プロデュースしたのはステージ・エンターテインメント社で、ウーピー・ゴールドバーグ自身もプロデューサーとして名を連ねている。
ステージ・エンターテインメント社は、オランダに本拠地を置き、主にヨーロッパで数々の舞台を製作してきた会社である。日本で上演されたミュージカル『三銃士』『ニューヨークに行きたい!!』も同社の作品で、『シスター・アクト』はそれらに続くミュージカルということになる。(つづく)
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