『シスター・アクト』通信
4月14日(月)
稽古場がお引っ越し。
今日から広い稽古場に移った。先週からスタートしているのは歌稽古で、キャストの何人かもブログなどで触れているが、現在、怒涛の勢いで音取りが進行中。
今日は午前中、稽古前に舞台美術の打ち合わせ。
舞台美術の基本的なプランは既に出来上がっているのだが、その細部、ディテールや使い勝手、構造や転換方法……を、デザイナーの松井るみさん、舞台監督の佐藤博さん、演出助手の鈴木ひがしさんたちと検証。
これまでが夢を膨らませる作業だったとすれば、これからは夢を実現させるための作業になる。
今日の歌稽古は森公美子さん、村井國夫さん、そしてシスターの皆さん。歌唱指導は矢部玲司さんとちあきしんさんである。
森さんが演じるのは、もちろん主人公のデロリス・ヴァン・カルティエ。村井さんは修道院の行く末を案ずるオハラ神父を演じる。
題名が『シスター・アクト』と言うだけのことはあって、シスターの皆さんの歌うナンバーは少なくない。修道院に身を潜めたデロリスが聖歌隊に加わることになる所からストーリーも大きく動き出すので、シスターたちの合唱場面もふんだんに登場することになる。
歌稽古終了後、振付の田井中智子さんによるステージングの実験、と言うか、プレ・ステージング(?)。
本格的にシーンを作る前に、キャストにラフなステージングを渡して、それがどのように見えるのかを田井中さんがチェック。私自身も多くの発見があった。
| 固定リンク
コメント