『シスター・アクト』通信
4月12日(土)
ネットで"Sister Act""CD"などと検索してみると、映画版『天使にラブ・ソングを…』のサウンドトラック・アルバムと、ミュージカル版『シスター・アクト~天使にラブ・ソングを~』のキャスト・アルバムがヒットする(それ以外にも色々とヒットしますが)。
映画版のサウンドトラック・アルバムは全14曲。ウーピー・ゴールドバーグとシスターたちの歌うゴスペルや、マーク・シャイマンによるスコアなど、盛り沢山な内容になっている。
マーク・シャイマンは、最近では『ヘア・スプレー』や『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』など、ミュージカルの作曲にも意欲的だが、『天使にラブ・ソングを…』のサントラで担当しているのは、編曲と、いわゆる「劇伴」である。
ミュージカル版のキャスト・アルバムにはいくつかの種類が存在している。まず、ロンドン版のオリジナル・キャスト・アルバムがあり、そしてドイツ語版があり、最近になってオランダ版が加わった様だ。
ロンドン版のCDを聞いていると……あれあれ? 知らない曲があるぞ。我々の手元にある台本とスコアには存在していないナンバーが収録されているのである。ロンドンでの上演とそれ以降とでは、どうやら内容に差異があるらしい。
気になってステージ・エンターテインメント社に問い合わせをしてもらったところ、我々にライセンスされている台本とスコアは、現時点で各地で上演されている物と同じヴァージョンであるという。
どの時点でどのような改訂が加えられたのか詳細は分からなかったのだが、日本版をご覧になって「あれ? CDの曲が無い」と思われた方は、そういう事情なのでご了承いただきたい。
明日は稽古OFF。皆さん、どうぞよい休日を。
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