『モンテ・クリスト伯』通信
12月1日(日)
オケで通し稽古、2回目。
10月15日の歌稽古から始まった『モンテ・クリスト伯』の稽古も、本日で全行程を終了。後は日生劇場に場所を移し、最後の仕上げを残すのみである。
昨日も今日も、『モンテ・クリスト伯』は日々進化し続けている。新作のオープニングに向けての稽古ではいつでもそうだが、毎日、新しい何かが発見され、毎日、上手く行っていない部分も同様に発見される。
なぜ上手く行かないのか、その原因も解決方法も五里霧中であることもしょっちゅうだが、いとも容易く解決策が見つかることもまたしょっちゅうである。
芝居作りは奥が深いなあ。
稽古終了後、仕込みの始まっている日生劇場に顔を出す。
舞台では床敷きと吊り物類の仕事が一段落し、上下(かみしも)に1台ずつある可動ワゴンの駆動部分を調整する作業が行われていた。今日の終わりまでにはもう少し大道具類が立て込まれるだろう。それとも明日か?
劇場を後にして、『クリコレ』の音楽打ち合わせへ。
『クリコレ』の音楽監督は『モンテ・クリスト伯』に引き続き八幡茂さんである。歌唱指導は山口正義さん、稽古ピアノは國井雅美さんと宇賀村直佳さんである。今日は更に、音響デザイナーの碓氷健司さん、それにオブザーバーとして宇賀神典子さんも参加してくださった。で、現在までに決まっている楽曲の譜面をひと通りチェック。
取り上げられる楽曲は30曲前後に落ち着きそうであるが、となると、上演時間は(幕間休憩を含めて)2時間30分には収まらないかもしれない。
多分超えるだろう。
確実に超えるね。
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