初日! 『モンテ・クリスト伯』通信
12月7日(土)
初日。
開演は17時30分である。
それに先立ち、午前中は各セクションの直しと調整。午後イチで全セクション参加してのテクニカル・リハーサル。昨日のゲネプロの課題を徹底的に潰す。15時30分より舞台にて初日のお祓い。公演の安全と成功を祈念する。16時、なぜか『シスター・アクト』の宣伝スチール打ち合わせ。そして「あっ」という間に開演時刻を迎える。
私としては満足度の高い初日であった。ゲネプロの課題がほぼ解消されていたからであるし、お客様がとても好意的な反応をしてくださった様に感じられたからである。
本編が終わるや否や、客席を飛び出して舞台袖へ。いつもの様に、大切なゲストを紹介する大役があったからである。で、舞台袖でワイルドホーンさんと、ひと月ちょっとぶりの再会。そして、ジャック・マーフィさんとはこれが初対面。
ワイルドホーンさんは開口一番、
「プレビューやってないんだよね? 1回目なんだよね?」
私「もちろん、そうです」
何故そんな話をしているのか、については、2012年の『ジキル&ハイド』初日にワイルドホーンさんと私の間で交わされた会話をご参照いただきたい(それはこちら)。
終演後、緞帳を下ろした舞台で、キャスト&関係者一同で初日の乾杯。ワイルドホーンさんもマーフィさんも、私たちのヴァージョンをとても喜んでくださった。肩の荷が下りた瞬間であった。
更にその後、ワイルドホーンさん、マーフィさんを囲んで、プロデュース・チームの皆さんと祝杯を挙げる。今夜は色々なことを話した。ビートルズのことや日本文化のこと、ミュージカルになりそうな題材についてや、未来の共同作業のこと……。
明日はもう1人のルイザ、彩吹真央さんが初日を迎える。今日と同様に素晴らしい初日になります様に。そして夜の部はトーク・ショー。
……気が重くなった来た。
更にその後、ワイルドホーンさん、マーフィさんを囲んで、プロデュース・チームの皆さんと祝杯を挙げる。今夜は色々なことを話した。ビートルズのことや日本文化のこと、ミュージカルになりそうな題材についてや、未来の共同作業のこと……。
明日はもう1人のルイザ、彩吹真央さんが初日を迎える。今日と同様に素晴らしい初日になります様に。そして夜の部はトーク・ショー。
……気が重くなった来た。
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コメント
昨日ミュージカル「モンテ・クリスト伯」、日本初演の初日を拝見させていただきました。
「ブログで山田さんが書いていたのはこの場面かな?ふむふむ…」とか考えつつ観ていました。
短い?時間ながらもエドモン・ダンテスの人生、人間の喜怒哀楽、心の動きや人との繋がりとか繊細な部分がとても分かりやすく表現されているのかなと、感じました。悪役の三人にもどこか同情できてしまう部分もあって…設定や物語などそれらは日常生活とは全く別のところにありますが、人間の本質や感情や欲望などは現代にも繋がるんだなと思いました。
またワイルドホーンの音楽も素晴らしく、キャストさんとスタッフさん、関わっている全ての方に感謝の気持ちでいっぱいです。過密なスケジュールでの公演、是非無事に最後まで走りきっていただきたいと思います。
公演中に再び足を運ばせていただきます!
投稿: 新井 | 2013年12月 8日 (日) 09時54分