『モンテ・クリスト伯』通信
11月29日(金)
午前中は『クリコレ』の舞台美術打ち合わせ。
クリエイティブ・チームの皆さんが集まった。舞台美術の中根聡子さん、照明の服部基さん、映像の奥秀太郎さん、それに舞台監督の廣田さん、演出助手の鈴木さん、そして大道具製作の東宝舞台・延島さんも顔を出してくださった。
中根さんが、前回の打ち合わせに基づいた新しい図面と舞台模型を用意してきてくださった。その新プランに対して、それぞれの立場から意見を出していただく。そして、それらの意見を集約して最終的な美術プランの方向性を打ち出す所まで、今日は辿り着いた。
今後は実務的な面の検討(素材や造作、構造、見積もり、など)に進むことになる。ひと月もすればもう初日である。時が経つのは早いなあ。何だか「あっ」と言う間である。
午後は『モンテ・クリスト伯』の稽古場へ。
オケ合わせ、2日目。であるが、オケ合わせの前にアクションの確認。その後、2幕を冒頭からラストまで。終始順調なペースで進み、2日間に渡ったオケ合わせを無事に終えた。
明日はいよいよオケ付き通し稽古。稽古場は残すところ2日である。
稽古後は『クリコレ』振付打ち合わせ。
『クリコレ』の振付は青木美保さんである。セットリストも徐々に固まりつつあるので、この辺りで全体的な方向性と作業の進め方について意見交換。
『クリコレ』では、シアタークリエのそれほど広大では無い舞台上に12名のオーケストラ(プラス8名のコーラス)が陣取ることになるので、舞台を広々と使ったダンス・ナンバーなどは必然的に難しい。なので、歌をじっくりと聞いていただく、コンサートらしいコンサートになるだろう。
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