« 『モンテ・クリスト伯』通信 | トップページ | 『モンテ・クリスト伯』通信 »

『モンテ・クリスト伯』通信 そして森繁久彌さん

11月20日(水)

 1幕を中盤までおさらい。

 一昨日の「あら通し?」で課題を幾つも発見したので、まずはそれを修正。
  そして、各場面で起きていることがより鮮明に伝わる様に、芝居や歌、ステージング、そしてシーンとシーンの繋がりなどを調整、洗練させる。
  時間軸がどんどん飛躍するのに置いて行かれない様にすることが、やはり何より難しい。が、日に日に『モンテ・クリスト伯』らしくなって行っている、と思う。

  稽古後、東京會館へ。『森繁久彌さんの生誕百年をお祝いする会』。

 私は稽古を終えてからの参加だったので、会場に着いた時には会は既に終盤であった。会場には、森繁さんに縁のある方々が大勢集っていらした。この中に入れば、私は今でも若輩者のひとりに過ぎない。
  私の20代は森繁さんと共にあった。私の演劇人としての人格形成は森繁さんのカンパニーで行われた、と言っても過言ではない。その当時にご一緒した方々のお顔があちこちに見えて、その頃に戻った様な、不思議な感覚であった。

|

« 『モンテ・クリスト伯』通信 | トップページ | 『モンテ・クリスト伯』通信 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 『モンテ・クリスト伯』通信 | トップページ | 『モンテ・クリスト伯』通信 »